昔できたニキビの跡をなくすことは可能?毎日のケア方法

ニキビ跡の種類
ニキビ跡は全て同じわけではなく、肌質やニキビの状態などによって違ってきます。
種類が違えば対処法も変わってくるので、自分のニキビ跡がどの種類に当てはまるのか確認してみてください♪
・赤み
ニキビができて一旦は落ち着いたものの、赤みが残ってしまう場合があります。
赤みは目立ってしまうものの、ニキビ跡の中では一番肌のダメージは軽く、ケアしやすいと言われています。
通常はニキビが落ち着いてから半年以内は赤みが残る可能性が高いですが、
半年以上経過すれば引いていくケースが多いです。
もしも半年以上経過しても赤みが引かない場合は、ニキビによるダメージで肌の表面が薄くなってしまい、
皮膚の下が見えやすい状態と言えます。
・色素沈着
ニキビ跡がシミのように茶色く色素沈着してしまう場合もあります。
色素沈着が発生する原因は、メラニンです。
ニキビ菌が増殖し炎症を起こした状態の赤ニキビを放置していると、
炎症から皮膚を守るためにメラニン色素が生成されます。
通常であれば皮膚を守ったメラニン色素はターンオーバーによって改善されますが、
ターンオーバーがきちんと機能しないとそのまま残ってしまい、色素沈着になってしまいます。
・クレーター
赤ニキビがさらに化膿して膿んだ状態になる黄ニキビは、
周辺の皮膚組織や肌の奥にある真皮にも炎症を発生させてしまいます。
ニキビが改善された後に肌が修復作業を行いますが、
真皮が破壊されたことで修復できた箇所とできなかった箇所が生まれてしまい、凸凹状態になります。
これが、ニキビ跡でクレーターができてしまう原因です。
一度クレーターが発生してしまうとスキンケアだけで元の肌に戻すことは難しいです
特に、黄ニキビが気になるからと爪や不衛生な器具で潰したり絞って膿を出したりすると、
クレーターができやすくなります。
他にも、皮膚の再生異常でしこりが発生したり、ケロイドができたりすることもあります。
ニキビ跡を改善させるためのケア方法
赤みや色素沈着、クレーターは毎日十分なスキンケアを行うことで改善されることも!
・ビタミンC配合のケアアイテムを活用する
ニキビ跡を改善するためには、ビタミンC配合のケアアイテムを選んで活用してみましょう。
ビタミンCは肌の炎症や皮脂の量を抑えてくれる効果が期待できます。
肌のターンオーバーを促す役割も果たしてくれるため、赤みや色素沈着の改善にも有効です。
また、皮脂の量が抑えられることでニキビ予防にもつながります。
ただし、通常のビタミンCではなく肌に浸透しやすい「ビタミンC誘導体」が配合されたものを選ぶ
・UVケアも忘れずに
ニキビ跡が色素沈着になってしまった方は、ビタミンC配合のアイテムでケアしながらも跡が濃くならないように
メラニン色素をできるだけ作らせないことも必要となります。
そのため、UVケアはいつも行っている以上にしっかりと行うようにしましょう。
ただし、日焼け止めの効果が強すぎて肌に負担がかかってしまっては意味がありません。
できるだけ肌に負担がかからない日焼け止め(ノンケミカルタイプなど)でのUVケアがおすすめです。
・肌のターンオーバーを正常化させる
肌のターンオーバーを正常化させることで、古い肌から新しい肌へと生まれ変わります。
クレーターを改善させるためにも、
肌のターンオーバーを正常化を意識しながらスキンケアを行っていきましょう。
ターンオーバーの正常化にはビタミンCも有効ですが、コラーゲンやセラミド、
ヒアルロン酸などを肌に与えて、十分な保湿を行うことも大切です。
また、場合によってはピーリングもおすすめです。
ピーリングとは古い角質層を除去し、新しい肌が出てきやすい状態にする方法となります。
ただし、古い角質層は溶かして除去しやすくしているので、敏感肌の方には向いていません。
また、敏感肌でない方もピーリングをやりすぎてしまうと肌に大きな負担がかかってしまうため注意が必要です。
ピーリングが難しい敏感肌の方は、拭き取り化粧水を活用してみましょう。
ニキビ跡にもいくつか種類があり、中にはスキンケアだけでは改善できないものもあります。
ビタミンCやコラーゲンなどの保湿成分、UVケア、
そしてターンオーバーの正常化を意識しながらケアを行いましょう♪